
皆さん、こんにちは。だだんです。
今回は週刊少年サンデーで連載中の「葬送のフリーレン1巻」の感想・レビューを書きます!
読むの迷っている方、是非参考にしてみてください。
読みたい!そう思ったあなた。実際に自分の目で読んでいただくことをお勧めいたします。
※ネタバレ少しありますのでご注意ください。
作品情報
タイトル | 葬送のフリーレン |
作者 | 山田 鐘人 |
作画 | アベツカサ |
雑誌 | 少年サンデー |
ジャンル | SF・ファンタジー |
見どころ・ポイント
- 第1話から"冒険の終わり”
- 人間とエルフの”寿命の違い”による、時間感覚のズレ
主要登場人物
フリーレン

魔王を倒したした勇者一行の魔法使い。エルフなので見た目は少女ですが千年以上生きています。フリーレンは人間の感情に疎く、10年に及ぶ勇者たちとの冒険も彼女の中では一瞬のことでした。そして、勇者ヒンメルの死によって人の感情について考えるようになります。
ヒンメル

魔王を倒したした勇者一行の勇者。イケメンでナルシスト。すぐに銅像を建てたがる。仲間想いで、人助けに全力。フリーレンの考えを変えるきっかけを作ってくれた方。
ハイター

魔王を倒したした勇者一行の僧侶。僧侶でありながら、大酒飲みの生臭坊主。魔王討伐後、災害孤児のフェルンと一緒に生活を送る。
アイゼン

魔王を倒した勇者一行の戦士。エルフほどではないが人間より長寿のドワーフ族。寡黙ではあるが、ヒンメル同様に仲間想いな一面もあります。
フェルン

災害孤児で僧侶・ハイターに育てられた魔法使い。ハイターの計らいでフリーレンとともに旅をする。面倒見たりツッコんだり「お母さん」的存在に。。。
【葬送のフリーレン第1巻】 あらすじ※ネタバレ注意
10年の冒険を経て魔王を無事討伐し王都へと帰還した、勇者ヒンメル、僧侶ハイター、魔法使いフリーレン(エルフ)、戦士アイゼン(ドワーフ)。
冒険の思い出を語りながら、魔王討伐の凱旋パーティを楽しんでいました。
50年に一度の「半世紀流星(エーラりゅうせい)」を皆んなで眺めながら「50年後にまた皆んなで見よう」と約束して解散します。
時は経ち50年後。一人魔法集集の旅をしていた、フリーレンはヒンメル・ハイター・アイゼンと50年ぶりに再会します。
フリーレンは50年前と変わりませんが、皆それぞれ老いていました。
約束した「半世紀流星(エーラりゅうせい)」を見る為、再び皆んなで旅に出て、約束を果たします。
その後、ヒンメルは寿命で死去。勇者ヒンメルの死をきっかけに、「人間の寿命は短いってわかっていたのに…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう」と仲間と過ごした日々の大切さに気付かされます。
「もっと人間を知ろうと思う」 と強く感じたフリーレンは再び旅に出ます。
勇者ヒンメルの死から20年後、フリーレンはハイターと再開を果たします。 彼は戦災孤児で引き取った少女・フェルンと生活していましたが、死が近いハイターは身寄りのないフェルンを気にかけていました。
フリーレンは借りを返す為、ハイターから頼まれた、魔法書の解読と、フェルンへ魔法を教えます。 数年が経ち、フェルンが一人前の魔法使いになったことを確認したハイターは死去。 再び大切な仲間を失ったフリーレンはフェルンとともヒンメル達との冒険の痕跡を辿りながら魔法集集の旅に行く事を決意しました。
勇者ヒンメルの死から28年後。 アイゼンに再開します。「大魔法使いフランメの手記」を探して欲しいと頼まれます。
大魔法使いフランメの手記には死者と対話したという記録が残されているとの事。
アイゼンはフリーレンがヒンメル葬儀の際に「ヒンメルの事もっと知っておけば」と言った事に対して可哀想と思った。亡きヒンメルに直接言ってあげるべきだと。。。
大樹に守られた遺跡で、「大魔法使いのフランメの手記」を見つけます。
その中には、「大陸の遥か北の果て。魂の眠る場所(オレオール)でかつての戦友と対話した。」と記述があった。
大陸の北の果ては現在魔王城がある場所。
「オレオール」を探してヒンメルと話すんだ!とアイゼンに頼まれ、魔王城に向かいます。
感想・レビュー
魔王討伐後からスタートする追憶の物語。魔王討伐という終わりからスタートする設定がまず面白かったです。
他のマンガでは、魔王討伐がゴールで、その後のストーリは、読者が想像する的な・・・
その後が気になるんですが!知りたい!
なんて事を思っていたのですが、まさかの「その後」からスタートw
また異世界系ではお馴染みの「エルフ」。
長寿のエルフと人間との価値観の差や時間感覚のズレをストーリーにコミカルに織り込んでおり 時間や命といった重いテーマでありながらも、優しさに包まれる感覚を味わえました。
キャラがみんな立っていて面白く、心理描写が丁寧で1話1話が本当に深いなと感じます。
ただ、「熱くない」んです。
淡々と物語が進むので、敵やライバルたちとバチバチやり合う迫力のある展開や息を飲む展開を求めている方には物足りないと感じるかと思います。

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