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【2021年版】マンガ大賞 オススメ作品をまとめて感想・レビュー!

だだん
だだん

こんにちは。だだんです!

面白いと思ったマンガを、その時、誰かに薦めたい!

そんな気持ちが形になって、始まった「マンガ大賞

ここでは、そんなマンガ大賞受賞作品(2021年度)をまとめました!

さまざまなジャンルから選考されているため、今まで読んでなかったジャンルでも「意外とおもしろいかも」と新たな発見がある事間違いないしです!

読む前に参考にして頂き、実際に手にとってあなたの目で読んでもらえると幸いです。

では作品紹介いっちゃいましょう!!

2021年大賞作品・受賞作品を紹介します!

1位「葬送のフリーレン」

あらすじ

魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー

魔王を倒した勇者一行の“その後”。

魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。

彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは--

残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは--

物語は“冒険の終わり”から始まる。

英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!

コミックシーモアより引用

魔王討伐後のエピローグから始まる冒険ファンタジー漫画です。

この時点で、んん!?魔王討伐したの!?って感じで新しく「異世界系」や「ヒューマンドラマ系」が好きな方には特にオススメです!

主人公はエルフ族の「フリーレン」。エルフ族は長生きで寿命1000年ほどあるとのこと。そのため人間とエルフの10年という時間のは価値観がまず違います。

彼女の”時間軸”ではほんの一瞬であっても、他のキャラクターに取っては人生の大半の年月。
最初は戸惑いながらもあることがきっかけで考え方が大きく変わっていきます。

多くの漫画を読んできましたが、エルフの時間と他のメンバー(人間)の時間を主軸に据えた異世界作品は他に無いんじゃないかと思いました。

寿命の違いというテーマは少し重たい感じですが、ユーモアあるキャラクターや世界観で、全然重たくなく読めます。

熱い!って感じはなく淡々と話は進んでいくのですが、クスッと笑えたり、目頭が熱くなったりと感情を揺さぶらること間違いなし!

2位「チ。―地球の運動について―」

あらすじ

動かせ 歴史を 心を 運命を ――星を。

舞台は15世紀のヨーロッパ。異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった――

命を捨てても曲げられない信念があるか? 世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか?

歴史上最もアツい人々の物語!! ページを捲るたび血が沸き立つのを感じるはず。面白い漫画を読む喜びに打ち震えろ!!

異端思想が過激に弾圧されていた中世ヨーロッパを舞台に描かれている歴史漫画です。

少しネタバレになりますが、拷問のシーンから始まります。グロいですが、1巻からかなり引き込まれました。←グロいの苦手な方は注意ください。

「歴史系」や「熱い漫画」が好きな方には特にオススメです。

神が創造した地球が宇宙の中心という考え方の「天動説」。それを否定することは神への冒涜とみなされ拷問や火あぶりにされてしまうという世界。

そんな中、宇宙の中心は太陽で、地球は他の惑星と共に太陽の周りを自転しながら公転をしているという考え方の「地動説」を証明しようと人生をかけた者たちが描かれています。

今では学校で習っているので、僕らからすると当たり前の事ですが、この当時は違いました。

みんなが右を見ている状況で、左を見る。みんなが信じるものに対して疑問を投げかけ、真理を追求する。

他の人と違う事をすることは、現代においても簡単なようで、難しいです。

それも、作中の時代では、他の人と違うことをすると拷問や、火やぶりです。たまったもんじゃありません。

そんな中一度芽生えた疑問や好奇心、そして感動のために突き進む姿や後世に残し続ける想い…

自身の命をかけた探究心は胸が「熱く」なります!

3位「カラオケ行こ!」

あらすじ

合唱部部長の聡実はヤクザの狂児にからまれて歌のレッスンを頼まれる。
彼は、絶対に歌がうまくなりたい狂児に毎週拉致されて嫌々ながら
歌唱指導を行うが、やがてふたりの間には奇妙な友情が芽生えてきて……?

4位「水は海に向かって流れる」

見出し

「あの人、本当は怒りたいんじゃないの?」高校への進学を機に、叔父の家に居候することになった直達。だが最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さんだった。案内された家の住人は、親に黙って脱サラしたマンガ家(叔父)、女装の占い師、ヒゲメガネの大学教授、どこか影のある25歳OLと、いずれも曲者揃い。そこに高校1年生の直達を加えて、男女5人での一つ屋根の下、奇妙な共同生活が始まった。共同生活を送るうち、日々を淡々と過ごす25歳OLの榊さんに淡い思いを抱き始める直達だったが、彼女と自分との間には思いも寄らぬ因縁が……。少年が家族の元を離れて初めて知る、家族の「罪」。自分もその被害者なのかもしれないが、加害者でもあるような気がする。割り切れないモヤモヤした思いを抱きながら、少年は少しずつ家族を知り、大人の階段を上っていく。前作から4年の沈黙を破った田島列島が、ユーモラスかつセンシティブな独特の筆致で描くのは、家族の元を離れて始まる、家族の物語。家族の元を離れて始まる、家族の物語。高1春、曲者揃いの住人たちと男女5人の共同生活を始めた直達。彼が淡い想いを寄せる25歳OLの榊さんとの間には、思いも寄らぬ因縁が……。

この作品は、男女5人の共同生活を描いた漫画です。

主人公の「熊沢 直達くまざわ なおたつ」は入る高校が実家から遠いのを理由に叔父にあたる「歌川 茂道うたがわ しげみち」の家に引っ越す事になりました。

歌川茂道の家には、26歳の「榊 千紗さかき ちさ」、女装占い師の「泉谷いずみや」、大学教授の「成瀬なるせ」教授が共同生活をしていました。

そんなある時、直達の父親と千紗の母親がW不倫をしている事がわかります。

動揺する直達。優しさで隠そうとする千紗。

複雑な関係になってしまった2人はどうなっていくのか・・・。

ストーリー展開的に、「両親の不倫」と暗くシリアスな展開が続きそうですが、基本的にはのほほんとした同居人たちが面白がって煽り立てるような内容なので、重くないです。

登場人物の複雑な感情を描きながらも、男女の惹かれ合う様が丁寧に描かれており、恋がしたくなります。笑

※ぼくは今度から口が軽い人を「ヘリウムマウス」と呼ぼうと決めました。←1巻参照。

5位「【推しの子】」

あらすじ

「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で、産婦人科医として働くゴロー。芸能界とは無縁の日々。一方、彼の“推し”のアイドル・星野アイは、スターダムを上り始めていた。そんな二人が“最悪”の出会いを果たし、運命が動き出す…!?

「かぐや様は告らせたい」が代表作の赤坂アカ先生と、「クズの本懐」が代表作の横槍メンゴ先生がタッグを組んだ胸熱漫画です。

こちらの作品の舞台は芸能界

表紙の感じから今回はアイドル系かな?ふーん嫌いじゃない。と漫画を読みました。

が、思わぬ方向性の漫画で心の中で、先生方に謝りました。浅はかでスンマセンと。

この作品の魅力は「アイドル」×「転生」×「サスペンス」と異色なファンタジー要素を兼ね備えていながら、現代社会を投影した話や芸能界の闇へ切り込むリアルさです!

最初から伏線が多いので、考察していきながら読み進めていくのも面白いですね!

6位「怪獣8号」

あらすじ

怪獣発生率が世界屈指の日本。この国は、容赦なく怪獣が日常を侵していた。かつて防衛隊員を目指していたが、今は怪獣専門清掃業で働く日比野カフカ。ある日カフカは、謎の生物によって、身体が怪獣化、怪獣討伐を担う日本防衛隊からコードネーム「怪獣8号」と呼ばれる存在になる。

この作品は自然災害“怪獣”がはびこる日本を舞台に、人と怪獣、そして怪獣化してしまった主人公の激しいバトルが描かれています。

日比野ひびのカフカ」は、小学生の頃に幼なじみの「亜白あじろミナ」と「2人で怪獣を全滅させよう」と約束していました。

時は過ぎ、ミナは怪獣から市民を守る「日本防衛隊の隊長」となって夢を実現していました。

しかし32歳になったカフカは何度も隊員の選考から落ちており、隊員の年齢制限を超えたために夢を諦め、怪獣専門清掃業者の「モンスタースイーパ」で働いていました。

ある日、バイトとして入ってきた「市川レノ」から隊員の年齢制限が引き上げられたことを教えてもらいます。

再び、日本防衛隊の隊員を目指すと決意したカフカ。そんな矢先に、小さな怪獣に襲われ、カフカ自身が怪獣となってしまいました。

”討伐される側”になってしまったカフカはどうなるのか・・・。

個人的に主人公が三十路過ぎで夢を追いかけるのが非常に好きです。

一度は諦めた夢。夢を追いかけるのに年齢は関係ない!

そんなメッセージ性を感じる漫画です!

7位「女の園の星」

あらすじ

ある女子校、2年4組担任・星先生。生徒たちが学級日誌で繰り広げる絵しりとりに翻弄され、教室で犬のお世話をし、漫画家志望の生徒にアドバイス。時には同僚と飲みに行く…。な~んてことない日常が、なぜこんなにも笑えて愛おしいんでしょう!?どんな時もあなたを笑わせる未体験マンガ、お確かめあれ!

先に言います!

こちらの作品は電車などの公共の場で読むのはご注意ください!

普通に声出して笑ってしまいます。笑

この作品は女子高が舞台のコメディー漫画です。

主人公は、その学校に勤務する「星」という男の先生です。

星先生は、表情に喜怒哀楽が出ずらくほぼ無表情なのですが、考えていることがシュールで思わず、吹き出します 笑

ぼくは高校は共学でしたが、「女子高あるある」のエピソードも出てるのかもしれません。

ただ、女子高あるあるわからなくても普通に楽しめます!

8位「メタモルフォーゼの縁側」

あらすじ

ふと立ち寄った書店で老婦人が手にしたのは1冊のBLコミックス。75歳にしてBLを知った老婦人と書店員の女子高生が織りなすのは穏やかで優しい、しかし心がさざめく日々でした。

75歳のおばあちゃんと、女子高生がBLマンガを通じて仲良くなっていくストーリーです。

共通の趣味をもった者同士なら、「年齢は関係ない!」っていうのがよくわかります。

何事もポジティブなおばあちゃん。

少し引っ込み思案で内気な性格の女子高生。

普通に生活をしていたら出会わなかった2人。

今までの人生の歩み方が違う2人が出会ったからこそ、過去を振り返ったり、気持ちの変化があったり、行動してみたり。。。

心温まるストーリー展開で、優しい気持ちになれます!

9位「九龍ジェネリックロマンス」

あらすじ

此処は東洋の魔窟、九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、街並みに過去・現在・未来が交差するディストピア。はたらく30代の男女の非日常で贈る日常と密かな想いと関係性をあざやかに描き出す理想的なラヴロマンスを貴方に――。

作者は「恋は雨上がりのように」が代表作の”眉月じゅん”先生です。

この作品の舞台は、中国のスラム街「九龍くーろん

※現在は取り壊されているようですが、実在していました!

そこで不動産屋のOLとして「鯨井 玲子くじらい れいこ」は働いていた。

ある事がきっかけで同じ職場の「工藤くどう」を意識し始める展開に・・・

よくある恋愛漫画かなと読み進めていくんですが、なぜか違和感を感じます。

なんだ?なんだ?と?クエッションマークと一緒どんどん読み進め、気づくとどっぷり作品の魅力にはまってました。笑

ジャンルとしては、「恋愛」と「SF」?です。

まだまだ謎が多い作品なので、今後の展開はかなり気になります。

10位「SPY×FAMILY」

あらすじ

名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者! “妻”は暗殺者で!? 互いに正体を隠した仮初め家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!

凄腕スパイの「ロイド」(コードネーム:黄昏たそがれ)が潜入捜査のためかりそめの家族を作りますが、妻は「殺し屋」で娘は「超能力者」と異色のファミリー。

しかもそれぞれが裏の顔を隠しながら家族として過ごしています。

あくまでも潜入捜査の為、一時的な家族だったのに、過ごしていくうちに”本当の家族”のように愛情を感じます。

基本、嘘がばれないように行動していくのですが、そこが笑えます。

そして、アーニャは可愛すぎますw

まとめ

「2021年度版」マンガ大賞作品をまとめてみました!

いかがだったでしょうか?

さまざまな、ジャンルから選考されているので、新たな発見があったんじゃないでしょうか?

まだ読んでいない方!ぜひ参考にしていただき、読んでみてはいかがでしょうか!

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