2020年より小学校で必修化されたプログラミング教育。
それにともなって子供向けのプログラミング教室・ロボット教室が大注目されています。
全国的に教室の数もどんどん増えているので注目度の高さがうかがえます!

子供を通わせたいけど、そもそもプログラミング教室とロボット教室って何が違うの?どっちがいいのかしら。
確かにどっちがいいのかは悩みどころですよね。
先に言ってしまうと、お子様の性格や好きなことによって、どっちがいいかが決まります。
ここでは、プログラミング教室とロボット教室を
- 授業内容
- 身につくスキル
- 料金
の3つのポイントで比較します。
お子様にあった教室を一緒に選んであげてください!

ちなみにうちはロボット教室にしました!
理由は後ほど、ご説明いたしますね!
授業内容の違いはなに?
ここでは、一般的なロボット教室とプログラミング教室の授業内容を解説していきます。
基本的にどちらも「プログラミング」を学ぶことができますが、学び方(授業の内容)が違います!
簡単に説明するとこうなります。
●ロボット教室・・・ロボットの制作をしながらプログラミングを学ぶ
●プログラミング教室・・・アニメーションやゲームを作成しながらプログラミングを学ぶ

プログラミングをロボット作成をとおして学ぶのか、ゲームやアニメーション作成をとおして学ぶのかが大きく違いますね。
お子様の好きなことを考えながら見ていきましょう!
ロボット教室の授業内容
ロボット教室では、ブロックやパーツ、センサーやモーターなどを使ってロボットを作っていきます。
そこにパソコンやタブレットを使い、ロボットが指示したとおりに動くようにプログラミングをしていきます。
具体的にどういった流れで授業が進むのか・・・
基本的に毎回配布される専用のテキスト通りにロボット作成を行います。

うちの子まだ小さいけどできるかしら・・・

お子様の年齢によっては、授業内容についていけるか不安んですよね。
ただ、ご安心ください!
基本的には、始めるお子様の年齢によって、授業のカリキュラムは変わります。
幼少期から始める場合はブロックで好きなものを作り「ものづくりの楽しさ」を学びます。
小学生以降になると、自分で作ったロボットに、センサーやモーターなどを組み合わせて制作をしていきます。
センサーやモーターなどは、私たちの身の周りの電化製品などにも使用されておりますので、「あれってこういう仕組みなんだ!」と新しい発見があります。
また中学・高校と年次が上がることに二足歩行や自立型ロボットの作成にもチャレンジしていきますので中・長期スパンで通わせるのにも適しています。
ロボット教室のポイントは「ものつくりとプログラミングを同時に学習」するところです。
そのため、ものつくりをとおして、「なんで?」「どうして?」といった論理的思考をみにつけることから始まりますので早い段階から社会で必要とされる能力向上が期待されます。
プログラミング教室の授業内容
プログラミング教室では、パソコンを使用してアニメーションやゲーム作成などのプログラミングを学ぶ授業になります。
多くの教室ではScratch(スクラッチ)というソフトを使って、小さなお子様でも簡単にプログラミングの基礎を学ぶことができます。

▲これがScratchです▲
Scratch(スクラッチ)とは
ビジュアルプログラミングという、プログラムがあらかじめ決められたブロックなどを組合わせることにより簡単にプログラムが組めます。
タイピングなどはほとんど必要なく、ゲーム感覚でプログラミングの基礎知識を学べるので、低学年のお子様でも安心して取り組めます。
はじめてのプログラミングにふれるのに最適な教材なので、ほとんど教室で使用されています。
プログラミング教室でもただ、プログラムを学ぶのでなく、テキストに沿って、課題などを楽しみながら進めていくことでプログラミングの基礎を自然に学べるような流れになっています。
いきなりプログラミングコードとか教わっても楽しくないですからね。。。
基礎が身についてきたら、オリジナルの動きやデザインなども作っていきます。
自分で設計したプログラムで自分が作ったキャラクターが動いたら間違いなく興奮します!
アニメやゲームが好きなお子様なら、より楽しみながら学習できると思います。
「学べるもの」と「身につくスキル」はなに?
ここでは、ロボット教室・プログラミング教室の「学べるもの」や「身につくスキル」を紹介します。
プログラミング教室 | ロボット教室 | |
学べるもの | ・アニメーション制作 ・ゲーム制作 など | ・ロボット作成 ・ロボットを指示通りに動かす技術 など |
身につくスキル | ・2次元的要素 ・プログラミング的思考 | ・3次元的要素 ・プログラミング的思考 |
社会に出たら | ・アプリケーション開発 ・WEBデザイン など | ・AI技術 ・IoT技術 ・自動運転 など |
学校での必修化の目的として「プログラミング的思考」を養うためというものがあります。
ロボット教室とプログラミング教室、両方とも「プログラミング的思考」は学ぶことが可能です。
ただ、学ぶための方法が異なるため、他の身につくスキルが変わるイメージになります。
プログラミング教室では、パソコンを用いて、アニメーションや、ゲーム制作などを通じて学びを得ていきます。平面な2次元的要素が大きいのが特徴です。
ロボット教室では、ロボット制作を通して、学びを得るため、3次元的要素が大きいと言われているため、「空間認識能力」が身につくと言われております。
ロボット教室とプログラミング教室、どっちがいい?
結論から言ってしまうと、お子様の性格や好きなことにもよって決まると思います。
アニメやゲームが好きなら「プログラミング教室」
ロボットやものつくりが好きなら「ロボット教室」
我が家では、子供が積み木やレゴがすごい好きだったので、ロボット教室に通わせています。
ただ、実際に通ってみないとわからない部分はあると思います。
無料体験がどの教室でもありますので、まずは、お子様と無料体験をしてみるものいいと思います。
料金の違いは?
料金の違い以下の表になります。
プログラミング教室 | ロボット教室 |
・入会金 ¥10000 前後 ・月謝 ¥10000 前後 ・教材代など ¥3000 前後 | ・入会金 ¥10000 前後 ・月謝 ¥10000 前後 ・教材代など ¥30000 前後 |
プログラミング教室とロボット教室は、入会金というものがかかります。
入会金と月謝に関しては、そこまで差がないですが、ロボット教室の場合、ロボット代がかかります。
比較すると、ロボット代分費用が高くなります。
まとめ
ロボット教室とプログラミング教室の違いを
- 授業内容
- 身につくスキル
- 料金
の3つのポイントで紹介をいたしました。
なんども言っていますが、お子様の性格や、好きなことによって、どっちがいいかは決まると思います。
まずは、無料体験をしましょう!